EDMでよく使われる音と名称を分かりやすく解説

Bedroom DTM

この記事ではEDMでよく使われる音。

そして、あの音は何ていうんだろうという部分を解説していきます。

EDM (Electronic Dance Music) は基本シンセサイザーで音作りされている

Electronic Dance Musicの名の通りで電子楽器で作られている音楽のことです。

その代表格であるシンセ。
EDMではアンビエンスな環境音などを除いて絶対的存在の『シンセでほぼ構成』されています。

キック、スネアなどのドラムパートからベースなどのパートまでがシンセで作られていることがほとんどです。

EDMを作っていきたいと思う場合はシンセでの音作りを避けて通ることはできません。

でもシンセの音作り、、めっちゃ難しいです。

それでは早速EDMでよく使われる音を解剖していきましょう。

EDMでよく使われるFX系(効果音)の音

シュゥゥゥゥウウンと徐々に音が上がっていく上昇音 アップリフター、ライザー、Sweep

日本で言うところの【サビ】、EDMなどでは【ドロップ】と言われている一番盛り上がる部分の直前などに使われることが多いこの効果音

アップリフターやSweepはノイズがメインなことが多く、徐々にシンセのフィルターが開かれることによって上昇しているかのような緊張感を生み出します。

ライザーはアップリフターに似ていますが、聞いていただくと音の感じが違うと思います。

ピッチを徐々に上げていく設定をシンセの方でして緊張感を生み出しています。

シュゥゥゥゥゥンと徐々に消えていく音 ダウンリフター

ダウンリフターは先程のアップリフターの反対です。

ビルドアップ(日本で言うところのBメロなど)に入ったことを知らせる要素があります。

盛り上がっているドロップ部分からビルドアップに切り替わるときに使われれることが多いです。

ドゥゥゥゥゥゥンと徐々に小さくなっていくインパクト

こちらもダウンリフターによく似ています。

ドォンとインパクトのある音がなり、その残響音がシュンシュンシュぅ〜ンと消えていく感じです。(バカみたいな説明で恥ずかしくなってきました。)

展開が変化する時に用いられビルドアップの開始時などによく聞くと思います。

バァンっと一度鳴る太い音 Stab (スタブ)

アクセントとして使われるスタブ。太い音が使われることが多く印象的な音です。

曲を展開していくコード

ハウスなどでは特徴的なこの種の音色。

音を重ねる和音で構成されコード進行によって印象が大きく変わっていきます。

僕もコード進行を含めた音楽理論は目下勉強中でございます。。

優しいフワッとした音 パッド

音色は宇宙的だったり神秘的だったりと様々な音色ではありますが特徴としては『フワッ』と薄っすらと持続的に鳴る音です。

EDM特有のリズム、グルーヴを生み出すドラム

ドラムのリズムなくして踊れるでしょうか。

EDMはダンスを目的とした音楽ですからリスナーが踊りやすくすることを目的に作っています。

そこで絶対的に必要となってくるのがドラムになります。

ドン、ドンとした重低音 キック

ダンスミュージックでは低音部分がかなり重要です。

キックは低音部分の要となりリズムを生み出すかなり重要な存在です。

EDMで使われるキックの音は多種多様ありますが殆どがシンセで作られた音となっていることが多いです。

「ドン、パン、ドン、パン」のパンの部分 スネア

大半の場合はキックの後にスネアを叩いています。

上のような音声の音ですね。

パンパンパンパンパパパパパと徐々に連打になる スネアロール スネアビルド

こちらはスネアをゆっくりから連打していき緊張感を高めていきます。

ビルドアップからドロップ(サビ部分)に行くまでに用いられることが多いです。

後半はピッチを上げて音色も変えることが多いです。

フューチャーベースなどでよく聞くやつです。

チッチッチッと鳴っている細かく高い金属音 ハイハット

細かくチッチッチッチッと高い音で金属的な音がなっているのはシンバル(ハイハット)です。

こちらもビートを刻んでいくのに重要な存在です。

アクセントとしてたまに使われるタム

変化を加える存在としてタムを用いられることもあります。

上の音源のような音です。

EDMでもよく使われています。

リズム、グルーブを生み出す低音を支えるベース

ダブステップなどで使われるワブルベース

ベースは低音部分である曲の基礎を支えるとても重要な役割です。

ベースなくしてグルーヴは生まれません。

ベースの種類も多々あり、短く刻まれるタイプもあれば鳴りっぱなしというものもあります。

100Hz(ヘルツ)より下で鳴っている音(キック以外)はベースと考えて良いと思います。

ピアノ、バイオリンなども使われることあり

ピアノの音源
バイオリンの音源

これらの生楽器も用いられることがあります。

色々と聞いているとあらゆる音が散りばめられていて深いEDM。

それぞれのパート(ビルドアップ、ドロップなど)に共通して出てくる音というものもありますので、なんとなくパターンが掴めてくると思います。

EDMでメインとなるシンセサイザーの音というのは本当にいろんな音色を奏でます。

設定が難しいところではありますが、おそらくクオリティの高いEDMを作っていくにはシンセを極めていかないといかんと思っている次第です。

ご質問、ご要望はコメントをいただけると嬉しいです。

ありがとうございました!

とみじゅん

とみじゅん

35歳の時にLogicproで音楽制作を始めました。 使い方も音楽の作り方も何も分かりませんでしたが毎日少し触っていくことで徐々に理解が深まりました。 このブログはそんな35歳の初心者だった僕への助言であり、これから始めるあなたへのアドバイスです。

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