もくじ
ハイハットが単調でどうも・・という場合はベロシティから
どうもドラムパートがいまいち参考にしている曲と違って単調だなぁ・・と感じる場合は今日の記事の内容を実践することで格段に良くなることをお約束します。
まずはベロシティをいじっていきましょう。
と、その前にベロシティって何?という方のために解説をします。
ベロシティとは?
ベロシティとは音の強弱調整と思っていただければOKです。
DTMではベロシティという言葉が頻繁に出てくるかと思います。
僕は最初始めたときは意味も分からなかったし、重要視もしていませんでした。
しかしドラムパートを作っていると、どうも参考にしている曲とノリが違う・・ということでベロシティに行き着いたわけです。
楽器をやっていた人からすると当然なのかもしれませんが楽器経験、音楽経験のない僕からするとそんなことも知らなかったわけですね・・
どうやら人間の耳は同じ強さ、同じ音量の音を繰り返し聞いていると飽きたり違和感を感じるようです。
心地よさを生むためにも音の強弱は必須となってくるわけですね。
ベロシティを全て同じにしたハイハットの場合
ということでちょっと比較も含めてハイハットを全て同じベロシティ(強さ)にした音を聴いてみましょう。
聞けないことはないですが、抑揚がなくこれが続くと退屈で飽き飽きして目の前の請求書をクシャクシャにしたくなる衝動に駆られます。
ハイハットのベロシティをどのように変えるのか
僕はEDM(ハウス、テクノ)を参考にして作ることが多いためハイハットは16ビートで打ち込むことが多いです。
ですので16を前提に解説をさせていただきます。
そしてハイハットのベロシティはパターンがありますのでそこまで複雑に考える必要はなく、いくつかのパターンを抑えてやっていけば大丈夫です。
ハイハットのベロシティ変更例1
まず以下の音が変更したものです。
これにキックなども追加するとこんな感じ
![](https://bed-room.jp/wp-content/uploads/2022/02/2-1024x516.png)
ハイハットのベロシティを見てみるとこのような感じです。
1番目が65、2番目が40、3番目が95、4番目が70
というベロシティに変更しました。
ハイハットのベロシティ変更例2
次のベロシティ変更例です。
これにキックなども足して・・
![](https://bed-room.jp/wp-content/uploads/2022/02/3-1024x490.png)
このようなベロシティになります。
1番目20、2番目40、3番目55、4番目70、5番目95、6番目20、7番目40、8番目55
というベロシティで設定しているときのハイハットのグルーヴです。
ハイハットのベロシティ変更例3
続いてもベロシティがランダムな例です。
キックあり
![](https://bed-room.jp/wp-content/uploads/2022/02/4.png)
このようなベロシティになります。
1番目20、2番目40、3番目55、4番目95、5番目80、6番目20、7番目80、8番目95
というベロシティになります。
ハイハットのベロシティ変更例4
続いての設定例になります。
キックあり
![](https://bed-room.jp/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-22-18.14.42-1024x325.png)
1番目20、2番目40、3番目110、4番目95、5番目50、6番目40、7番目50、8番目110
というベロシティになります。
ハイハットのベロシティ変更例5
続いてのハイハット設定になります。
ハイハットのみ
キックあり
![](https://bed-room.jp/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-22-18.20.47-1024x375.png)
このような設定となっております。
1番目30、2番目80、3番目55、4番目110、5番目30、6番目30、7番目80、8番目100
というベロシティです。
ハイハットのベロシティ変更例6
これで最後にしておきます。
またベロシティを変えたものです。
![](https://bed-room.jp/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-22-18.24.33-1024x361.png)
このような設定となっております。
1番目50、2番目90、3番目90、4番目50、5番目40、6番目40、7番目55、8番目85
というベロシティです。
以上、6つのハイハットベロシティ調製例でした。
ここに紹介したベロシティの設定例というのはハウスやテクノなどを分析した結果、海外の解説サイトや動画などをむさぼりみて知った事実などを列挙しています。
ハイハットの打ち込みをずらす(スイングなど)ことでよりグルーヴが増したり、ジャンルによってはベロシティの設定に共通性があったりするものもあるかと思います。
EDMはループが多い
EDM、特に僕がよく聞くハウスやテクノは基本はループが多いです。
なのでハイハットのベロシティも4拍または8拍でベロシティを設定して後はコピペしてループさせるということが多いです。
そう考えると面倒ではありますが、たったの4拍、8拍それだけの設定でグルーヴが変わってくる・・
音楽というのは本当に深いものです。
DTMを始めたときは「3〜4ヶ月すればアップルミュージックで流れてるような曲が作れるだろう」なんて考えていました。
えぇ、、全くの勘違いもはなはだしい。
知れば知るほどにその沼は深く、面白い。
そんな沼のほとりに立った僕はリズムパートを作るのに四苦八苦してハイハットのベロシティに行き着いたわけです。
それを今回の記事では解説をさせていただきました。
初心者DTMerでこのハイハットのベロシティを知りたいということで調べているあたなも
すでに音楽の沼のほとりに立っているご様子ですね。
共に頑張っていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
質問、ご指摘、ご要望はコメント欄にお願いします。
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